ランサムウェア対策の新常識
オンプレミス型ビジネスチャットで実現する
安全な社内コミュニケーション

 2026.01.23  島村 奉明

近年、ランサムウェア被害の急増により、企業の情報セキュリティ対策は経営課題のひとつとなっています。特に日本国内では、VPNやリモートアクセス環境の脆弱性を突いた攻撃が相次ぎ、社内コミュニケーション基盤の見直しを迫られる企業も少なくありません。

こうした背景から、インターネットに依存しない「オンプレミス型ビジネスチャット」が、次世代の安全なコミュニケーション手段として注目されています。

この記事で分かること

  • ランサムウェア時代にオンプレミス型ビジネスチャットが選ばれる理由
  • セキュリティ面・業務効率面での具体的メリット
  • 導入時に押さえるべきポイント

本ブログでは、ランサムウェア時代に求められる安全な社内コミュニケーションのあり方と、オンプレミス型ビジネスチャットによるセキュリティ強化と業務効率化のポイントを分かりやすく解説します。

ランサムウェア被害が深刻化する日本企業の現状

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2025年以降、日本国内でもランサムウェアによる被害総額が数十億円規模に及ぶ事例が報告されています。攻撃手法は年々高度化しており、以下のような経路が主な侵入口となっています。

  • VPN機器やリモートアクセス環境の脆弱性
  • クラウドサービスの設定不備
  • 社内コミュニケーションツール経由の情報窃取

特に、業務上不可欠なチャットツールが侵害されるリスクは見過ごせません。

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オンプレミス型ビジネスチャットとは?

Close up low angle view of a man working from home on a laptop computer sitting at a desk surfing the internet-1

オンプレミス型ビジネスチャットとは、
自社サーバー・自社ネットワーク内に構築・運用するチャットシステムのことを指します。

【クラウド型との主な違い】

  1. データ保存先:自社環境(クラウドは外部事業者)
  2. ネットワーク:閉域網・社内LANで完結
  3. セキュリティポリシー:自社基準で柔軟に設定可能

高い情報統制が求められる日本企業との親和性が高い点が特徴です。

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ランサムウェア時代にオンプレミス型が選ばれる理由

Business person pushing symbols on a touch screen interface

① データ主権を確保できる

すべてのチャットデータ・ファイルが自社サーバー内に保存されるため、外部クラウド事業者に依存せず、情報管理を徹底できます。

② 外部からの不正アクセスリスクを低減

インターネットから完全に切り離した閉域ネットワーク運用が可能なため、ランサムウェアの侵入経路を大幅に減らせます。

③ 自社セキュリティ基準をそのまま適用できる

  • IPアドレス制限
  • 端末認証・多要素認証
  • 操作ログの長期保管・監査

といった日本企業で求められる厳格なセキュリティ要件を柔軟に実装できます。

業務効率を高めるオンプレミス型ビジネスチャットの強み

Symbol of social network with people images

オンプレミス型は「安全なだけ」ではありません。業務効率化・DX推進の面でも大きなメリットがあります。

既存システムとの柔軟な連携

  • CRM/ERP/基幹システム
  • 社内ワークフロー
  • 認証基盤(AD/LDAP 等)

チャットを業務ハブとして活用できます。

自社業務に最適化したカスタマイズ

  • 独自ボットや自動通知機能の開発
  • 部署・業種特化の機能追加
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セキュリティ強化と業務効率化を両立するビジネスチャットの選び方― オンプレミス対応おすすめ製品2選 ―

オンプレミス型ビジネスチャットで実現するランサムウェア対策

businessman hand pointing to padlock on touch screen computer as Internet security online business concept-2
オンプレミス環境では、以下のような多層防御が実現できます。

  • 通信の暗号化(エンドツーエンド対応)
  • アクセス制御(IP制限・端末認証)
  • 操作ログ・監査ログの可視化

これにより、侵入防止・早期検知・被害最小化を同時に実現できます。

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導入時に気になるコスト・運用負荷について

Workplace with tablet pc showing charts and a cup of coffee on a wooden work table close-up

確かにオンプレミス型は初期構築や運用負荷が発生します。

しかし

  • クラウド利用料等の長期的なコスト削減
  • 情報漏洩・インシデント対応コストの回避
  • 内部統制・監査対応の効率化

といった観点では、中長期的な投資対効果が高い選択肢といえます。
特に以下の業種では導入メリットが大きい傾向があります。

  • 金融機関
  • 製造業
  • 医療・研究機関
  • 官公庁・自治体関連

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まとめ|安全性と業務効率を両立するために

ランサムウェアの脅威が常態化する今、オンプレミス型ビジネスチャットは「守り」と「攻め」を両立する基盤です。自社のセキュリティ要件・業務フローに合った環境を構築し、安心してビジネスを加速させていきましょう。

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この記事の執筆・監修者
島村 奉明
三和コムテック株式会社
Rocket.Chatプロダクトマネージャー
PCハードメーカーの企画営業としてエンタープライズ企業を担当、2023年三和コムテックに入社。
新規ソリューションの営業・企画面にて参画。中小企業から年商1,000億円以上の企業まで幅広く対応。
PCIDSS保持に関するセキュリティソリューションの導入を支援。脆弱性診断系を専門分野とする。
近年は、金融機関、カード会社、流通事業者へのセキュリティコミュニケーションツールとしてオンプレミスチャットの導入を推進。Security情報の啓蒙活動に従事し、お客様イベントにて講演多数。
2児の父。趣味は週末に家族でワイワイお出かけすることでリフレッシュしています!

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