日々の業務をこなしていく中で、こんなお悩みはございませんか?
複数のチャットツールを併用して利用しており、取引先によって各種chatを確認しなければならない
チャットツールを集約して作業の効率化を進めたい
SlackBridgeは、チャットツールSlackのSlackチャンネルやプライベートグループで受信したメッセージをRocket.Chatにリアルタイムでミラーリングすることが可能な機能です。
この機能を利用することにより、Slack上で入力した内容をRocket.Chat上で表示させたり、Rocket.Chat上で入力した内容をSlack上で表示させたりすることができて、大変便利です。
有効にするには、Slackでカスタムボットを作成し、目的のチャンネルやプライベートグループに追加する必要があります。有効にしてルームに追加すると、SlackBridgeはRocket.Chatのルームを複製し、そのルームで発言したユーザーも複製します。
!本機能をご利用いただくために、下記2点のどちらかを満たしている必要がございます。
- 複製したいチャンネルがパブリックチャンネルとなっていること
- チャンネルを利用するユーザー名がSlack上とRocket.Chat上とで相違がないこと
Slackでカスタムボットを作成するには
1.「ボットのユーザーセットアップ」をクリックします。
2.「Slackに追加」をクリックします。
3.ボットのユーザー名を選び、「ボットインテグレーションを追加する」をクリックします。
4.APIトークンをコピーします。Rocket.ChatでSlackBridgeを設定する際に必要になります。
5.ボットを好きなようにカスタマイズして、「インテグレーションの保存」をクリックします。
Rocket.ChatでSlackBridgeを有効にするには
1."https://[Rocket.Chatのホスト名]/admin/SlackBridge"にアクセスします(管理メニュー内「SlackBridge」の項目へ移動します)。
2.SlackBridgeを有効にします。
3.上記のステップ4でコピーしたAPIトークンを追加します。
4.Rocket.Chatサーバーを再起動します。
再起動をすると、上記の設定が反映されます。
5.完了したら、ミラーリングしたいチャンネルやプライベートグループにボットを招待・追加します。
チャンネルやプライベートグループの右上にあるアイコンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。
その画面の"インテグレーション"タブに、"App"というフレームがあり、「アプリを追加する」をクリックします。
追加できるカスタムボットやAppの一覧が表示されるため、前パートにて作成したカスタムボットを選択します。
以上の手順で設定は完了です。
Rocket.Chatは、このほかにも様々なツールと連携することが可能なサービスです。
本ブログでは、便利なRocket.Chatのご利用方法をご紹介しております。
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