「Rocket.Chatを導入したのに、GitHubやJiraの通知は別のツールで確認している」「ツールが分散していて情報が一か所にまとまらない」——このような非効率を感じているチームは多くあります。
Rocket.Chatはビジネスチャットとしての機能だけでなく、Webhookを通じてさまざまな外部サービスとリアルタイムに連携できるという強みがあります。しかし連携方法が多岐にわたるため、どこから始めればよいかわかりにくいという声もあります。
本記事では、Rocket.ChatのWebhook連携の仕組みから、SlackやTeams、GitHubなど主要ツールとの具体的な連携手順・活用アイデアまでを一か所で解説します。
対象読者
- Rocket.Chatの運用担当者や情報システム部門の方
- 複数ツールの通知を一元管理したい開発・営業チームの方
課題
- Webhookの設定方法や仕組みがわからない
- 外部ツールとの連携による具体的なメリットを知りたい
この記事で分かること
- Rocket.ChatにおけるWebhook連携の基本と設定手順
- TeamsやGitHub、Jiraなど主要ツールとの具体的な連携例
ツール連携によって通知やタスク管理をチャットに集約することで、情報伝達の漏れを防ぎ、チーム全体の生産性を大幅に向上させることが可能です。
Rocket.ChatのWebhook連携とは?仕組みをわかりやすく解説(定義)
Rocket.ChatのWebhook連携とは、外部のツールとリアルタイムに情報をやり取りするための仕組みのことです。特定のイベントが発生したタイミングで、自動的にデータを送受信できます。これにより、複数のツールを開く手間が省けるだけでなく、業務の抜け漏れを防ぐことができます。
Webhookとは何か?着信・送信の違い
Webhookとは、システム間でイベント駆動型の通信を行うための技術です。API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)のように定期的に情報を取得しにいく必要がなく、変更があった瞬間にだけ通知を受信できます。この仕組みを活用することで、サーバーへの負荷を抑えつつ、即時性の高い情報共有を実現できます。
Rocket.ChatのWebhookには、データの流れに応じて「着信Webhook」と「送信Webhook」の2種類が存在するため、目的に合わせて使い分けることが重要です。
| 種類 | データの方向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 着信Webhook(Incoming Webhook) | 外部ツールからRocket.Chatへ | 外部ツールで発生したイベントをRocket.Chatのチャンネルに通知として受信できます。 |
| 送信Webhook(Outgoing Webhook) | Rocket.Chatから外部ツールへ | Rocket.Chatでの発言やコマンドをトリガーにして、外部ツールへデータを送信できます。 |
Rocket.Chatが連携できるツールの全体像
Rocket.Chatは、Webhookを活用することで多様なツールと連携できます。業務目的に応じて、以下のようなツールを統合できます。
- プロジェクト管理ツール(Atlassian Pty Ltdの「Jira」や株式会社ヌーラボの「Backlog」など)から、タスクの更新情報を通知として受信できます。
- 開発支援ツール(GitHub, Inc.の「GitHub」など)から、ソースコードの更新やプルリクエストの通知を受信できます。
- コミュニケーションツール(Microsoft Corporationの「Microsoft Teams」やSalesforce, Inc.の「Slack」など)とメッセージを連携できます。
このように、Rocket.Chatを情報集約のハブとして活用することで、分散しがちな情報を一つの場所にまとめることができます。
※「Jira」はAtlassian Pty Ltdの登録商標または商標です。
※「Backlog」は株式会社ヌーラボの登録商標または商標です。
※「GitHub」はGitHub, Inc.の登録商標または商標です。
※「Microsoft Teams」はMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。
※「Slack」はSalesforce, Inc.の登録商標または商標です。
【連携方法別】Rocket.ChatのWebhook設定の基本手順

【連携方法別】Rocket.ChatのWebhook設定の基本手順についてわかりやすく解説します。Rocket.Chatで外部のツールと連携するためには、管理画面からWebhookを設定する必要があります。Webhookを利用することで、Rocket.Chatを単なるチャットツールから便利な連携ツールへと拡張できます。ここでは、着信と送信の2つの連携方法に分けて、基本となる設定手順を順番に説明します。
着信Webhookの作成手順(管理画面操作)
着信Webhookは、外部のツールからRocket.Chatへメッセージを自動的に送信するための機能です。管理画面から以下の手順で作成できます。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 管理者用パネルを開きます。 |
| 2 | パネル左側にある一覧から「サービス連携」を選択します。 |
| 3 | 表示されたWebhook一覧画面の右上にある「+New」ボタンをクリックします。 |
| 4 | 「Incoming」を選択し、アラートを受信したいチャンネルを指定します。 |
| 5 | 必要に応じて「スクリプトを有効にする」をオンにし、入力欄にスクリプトを記述します。 |
| 6 | 「保存」をクリックして設定を完了します。 |
| 7 | 生成されたWebhook URLを取得し、外部のツールに設定します。 |
スクリプトを有効にすることで、リクエストを処理してカスタマイズされたメッセージを表示したり、不要なメッセージを防ぐためにリクエストをキャンセルしたりできます。設定が完了すると一意の識別子となるURLが発行されるため、そのURLを使用してRocket.Chatにメッセージを投稿できます。
送信Webhookの作成と設定手順
送信Webhookは、Rocket.Chatでの発言やアクションをトリガーとして、外部のツールに情報を送信するための機能です。特定のキーワードに反応して外部のツールを動かすような仕組みを構築できます。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 管理者用パネルを開き、左側の一覧から「サービス連携」を選択します。 |
| 2 | Webhook一覧画面の右上にある「+New」ボタンをクリックします。 |
| 3 | 「Outgoing」を選択し、コマンドを使用してレスポンスを受信したいチャンネルを指定します。 |
| 4 | 呼び出したい外部ツールのURLを入力します。 |
| 5 | トリガーとなる言葉を設定し、必要に応じて「スクリプトを有効にする」をオンにします。 |
| 6 | スクリプトの入力欄に処理内容を記述します。 |
| 7 | 「保存」をクリックして設定を完了します。 |
送信Webhookを利用することで、チャンネルからのすべてのメッセージを処理し、Rocket.Chatがリクエストを行う方法を変更できます。たとえば、「bot」という単語をトリガーに設定して、チャットボットを動かすような運用も実現できます。
Webhook URLの管理と運用のコツ
Webhook URLは一意の識別子として機能するため、安全に運用するための厳重な管理が求められます。URLが外部に漏洩すると不正なメッセージが送信されるリスクがあるため、取り扱いには十分に注意してください。定期的に不要なWebhookを無効化することや、アクセス権限を最小限に保つことが運用を成功させるコツです。
セキュリティを維持しながら運用するためには、組織内での明確な管理ルールを策定することをおすすめします。具体的な対策については、独立行政法人情報処理推進機構が提供している中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインなどの公的な資料から情報を取得し、自社の運用に組み込むことができます。
【ツール別】Rocket.Chat連携の具体的な活用例(具体例)

【ツール別】Rocket.Chat連携の具体的な活用例(具体例)として、ビジネスの現場でよく利用される外部ツールとの連携方法や、そのメリットについてわかりやすく解説します。Rocket.Chat(ロケットチャット)はWebhookを活用することで、さまざまなツールから情報を受け取ったり、逆に操作を指示したりできます。
Microsoft Teams連携|Teams通知をRocket.Chatに集約する
Microsoft Teams連携では、Teams通知をRocket.Chatに集約することができます。日本マイクロソフト株式会社が提供するツールと併用している環境において、複数のチャットツールを確認する手間を省けるのが大きな利点です。たとえば、社外のユーザーとはツールを分けてやり取りし、社内の開発チームはRocket.Chatを利用している場合でも、重要な通知を一つの画面から確認できます。
| 連携の目的 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 通知の一元化 | 情報の見落としを防ぎ、確認漏れを削減できます。 |
| アカウントの使い分け | 用途や権限に応じた柔軟なコミュニケーション環境を構築できます。 |
Slack連携(SlackBridge)|Slackと並行運用する方法
Slack連携(SlackBridge)を用いると、Slackと並行運用する方法を実現できます。株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するツールからRocket.Chatへ移行する過渡期や、部署ごとに異なるツールを採用している場合に役立ちます。双方のチャンネルを同期させることで、どちらのツールからメッセージを送信してもリアルタイムに反映させることができます。
GitHub連携|プルリクエスト・Issue通知をチャンネルに流す
GitHub連携を活用すれば、プルリクエスト・Issue通知をチャンネルに流すことができます。ギットハブ・ジャパン合同会社が提供するソースコード管理ツールからイベント通知を直接受け取れるため、開発チームの迅速な状況把握を支援します。コードの変更やレビューの依頼が自動で通知されるため、コミュニケーションの遅延を防ぐことができます。
Active Directory連携|アカウント管理とLDAP認証を一元化する
Active Directory連携を設定することで、アカウント管理とLDAP認証を一元化することができます。日本マイクロソフト株式会社のディレクトリサービスと連携させることで、ユーザーは既存の社内ネットワークと同じ認証情報からログインできます。システム管理者はアカウントの追加や削除を一つのシステムから管理できるため、運用負荷を大幅に軽減できます。
Jira・Backlog連携|タスク管理通知をチャットに集約する(応用例)
Jira・Backlog連携を利用すると、タスク管理通知をチャットに集約する(応用例)ことができます。アトラシアン株式会社のプロジェクト管理ツールや、株式会社ヌーラボのタスク管理ツールから、担当者の変更や期限の更新といった情報を自動で受け取れます。プロジェクトの進捗状況をチーム全体で瞬時に共有できるため、業務効率の向上に貢献できます。
FAQチャットボット連携|問い合わせ対応を自動化する
FAQチャットボット連携を導入することで、問い合わせ対応を自動化することができます。社内ヘルプデスクや総務部門に寄せられる定型的な質問に対して、チャットボットが自動で回答を返信します。これにより、担当者の対応時間を削減し、本来のコア業務に集中できる環境を構築できます。ユーザーも必要な情報をいつでも取得できるため、双方にとって利便性の高い仕組みを実現できます。
※「Microsoft Teams」「Active Directory」は、日本マイクロソフト株式会社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※「Slack」は、Slack Technologies, Inc.の登録商標または商標です。
※「GitHub」は、GitHub, Inc.の登録商標または商標です。
※「Jira」は、アトラシアン株式会社の登録商標または商標です。
※「Backlog」は、株式会社ヌーラボの登録商標または商標です。
Rocket.Chat連携を活用した業務効率化の実例3選

Rocket.Chat連携を活用した業務効率化の実例3選をわかりやすく解説します。実際にツールを連携させることで、どのような課題を解決できるのかを具体的な事例から確認できます。
開発チームのCI/CD通知を一元管理した事例
開発チームのCI/CD通知を一元管理した事例をご紹介します。ソフトウェア開発の現場では、コードの変更からテスト、デプロイまでのプロセスを自動化するCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)が欠かせません。しかし、通知が複数のツールに分散していると、重要なエラーを見逃してしまうリスクが存在するのが理由です。
Rocket.ChatのWebhook連携を活用することで、GitHubなどのバージョン管理ツールやCI/CDツールからの通知を特定のチャンネルに集約できます。開発者は画面を切り替えることなくリアルタイムでビルドの状況を把握できるため、エラーへの対応スピードを大幅に向上させることができます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入前の課題 | 通知がメールや複数ツールに分散し、エラーの検知が遅れる |
| 連携したツール | GitHub、CI/CDツール |
| 導入後の効果 | 通知をRocket.Chatに集約し、開発者の確認作業と対応工数を削減 |
営業チームのCRM連携で顧客対応スピードを向上させた事例
営業チームのCRM連携で顧客対応スピードを向上させた事例について解説します。営業活動において、顧客からの問い合わせや商談の進捗状況を迅速にチーム内で共有することは非常に重要です。総務省の令和5年版情報通信白書のデータからもわかるように、デジタルツールを活用した業務効率化は多くの企業で推進されています。
サイボウズ株式会社が提供するkintoneなどのCRM(顧客関係管理)システムとRocket.Chatを連携させることで、顧客情報が更新された際に自動でチャットに通知を送信できます。担当者が不在の場合でもチーム全体で状況を即座に把握できるため、顧客への返信漏れを防ぎ、対応スピードを劇的に向上させることができます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入前の課題 | 顧客情報の更新に気づかず、対応が遅れてしまう |
| 連携したツール | kintoneなどのCRM(顧客関係管理)システム |
| 導入後の効果 | 更新情報をチャットでリアルタイムに共有し、顧客対応スピードを向上 |
総務・情シスのアカウント管理工数を削減した事例
総務・情シスのアカウント管理工数を削減した事例をご紹介します。従業員の入退社や異動に伴うアカウントの追加や削除は、情報システム部門にとって大きな負担となっています。手作業での管理はミスが発生しやすく、セキュリティ上のリスクにもつながるのが理由です。
Active Directory(アクティブディレクトリ)とRocket.Chatを連携させることで、ユーザー情報やグループ情報を自動的に同期できます。アカウントの発行や権限の変更がシステム間で連動して処理されるため、管理者の手作業による負担を大幅に軽減できます。また、一意の識別子を用いて正確な認証を行うことで、セキュリティの強化も実現できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入前の課題 | 手作業によるアカウント管理でミスが発生し、工数がかかっている |
| 連携したツール | Active Directory(アクティブディレクトリ) |
| 導入後の効果 | アカウント情報を自動同期し、管理工数の削減とセキュリティ強化を実現 |
※「kintone」はサイボウズ株式会社の登録商標または商標です。
連携設定時に気をつけるべきポイントとトラブル対処

連携設定時に気をつけるべきポイントとトラブル対処について解説します。Rocket.Chatと外部ツールを連携する際、設定ミスやセキュリティ上の懸念が生じることがあります。ここでは、安全かつ確実に運用するための具体的なポイントを説明します。
Webhookが動作しない場合のチェックリスト
Webhookが動作しない場合のチェックリストを確認していきましょう。設定を終えても通知が届かない場合、いくつかの原因が考えられます。以下の表を参考に、設定内容を見直すことで問題を解決できます。
| 確認項目 | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| Webhook URLの記述 | URLのコピーミスや余分な空白が含まれている | 発行されたURLを正確にコピーし、前後に空白がないか確認して再設定することで解決できます。 |
| ペイロード(JSON)の形式 | JSONの構文エラーや必須パラメータの欠如 | 送信元のツールから出力されるJSONデータが正しい形式であるか検証ツールを用いて確認できます。 |
| ネットワークの制限 | ファイアウォールやプロキシによる通信の遮断 | 社内ネットワークの設定を確認し、必要に応じてRocket.Chatのサーバーから外部への通信を許可できます。 |
| スクリプトの記述ミス | ECMAScript 6の構文エラーや変数名の誤り | コンソールログを活用してエラー内容を特定し、スクリプトを修正することで正常に動作させることができます。 |
これらの項目を順番に確認することで、多くの連携トラブルを早期に解決できます。とくにJSONの形式エラーは頻発するため、テスト送信を行ってログからエラーメッセージを確認することが重要です。
セキュリティ観点でのWebhook運用ルール
セキュリティ観点でのWebhook運用ルールについて説明します。Webhook URLが外部に漏洩すると、悪意のある第三者から不正なメッセージが送信されるリスクが生じます。そのため、安全に運用するためのルールを定めておくことが大切です。
まず、Webhook URLはパスワードと同等の機密情報として扱う必要があります。公開されたリポジトリや社外のユーザーがアクセスできる場所にURLを記載しないように管理できます。万が一URLが漏洩した疑いがある場合は、直ちに該当のWebhookを削除し、新しい一意の識別子を持つURLを再発行することで被害を防ぐことができます。
また、送信元のIPアドレスを制限することで、意図しないサーバーからのリクエストを拒否できます。これにより、信頼できるシステムからのみ通知を受け取ることができます。セキュリティ対策の基準については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から公開されているガイドラインなどを参考に、自社のポリシーを策定できます。
※「Slack」はSlack Technologies, Inc.の登録商標または商標です。
※「Microsoft Teams」はマイクロソフト コーポレーションの登録商標または商標です。
※「GitHub」はGitHub, Inc.の登録商標または商標です。
※「Jira」はアトラシアン Pty Ltdの登録商標または商標です。
よくある質問(FAQ)
Rocket.ChatのCommunity版(無料版)でもWebhook連携は使えますか?
Rocket.ChatのCommunity版(無料版)でもWebhook連携は利用できます。基本的な着信Webhookおよび送信Webhookの作成が可能であり、外部ツールとの通知連携を構築できます。コストを抑えながら業務効率化の検証を進められるのが大きなメリットとなっています。
ただし、高度な権限管理やサポート体制についてはエンタープライズ版でのみ提供される機能もあるため、組織の規模やセキュリティ要件に応じて適切なプランを選択することが重要です。
連携できるツールの数に上限はありますか?
連携できるツールの数について、システム上の明確な上限は設けられていません。複数の外部サービスから通知を1つのチャンネルに集約したり、逆に複数のシステムへ同時にデータを送信したりすることができます。
しかし、大量のツールと連携して通信頻度が高くなると、サーバーのリソースを消費してパフォーマンスに影響を与える可能性があります。そのため、サーバーの処理能力に応じた適切な連携数の管理が求められます。
Webhookの設定に技術的な専門知識は必要ですか?
Webhookの設定に技術的な専門知識は必ずしも必要ありません。基本的な通知を受け取るだけの連携であれば、管理画面からURLを発行して外部ツールに貼り付けるだけで設定を完了できます。直感的な操作で連携を始められるため、非エンジニアの方でもわかりやすく設定できます。
一方で、受信したデータを特定の形式に加工したり、条件に応じて通知先を変更したりする高度な連携を実現したい場合は、JavaScript(ジャバスクリプト)を用いたスクリプト作成の知識が必要になります。用途に応じた設定の難易度を以下の表に整理しました。
| 連携の目的 | 必要な知識 | 設定の難易度 |
|---|---|---|
| 単純な通知の受信・送信 | 管理画面の基本操作 | 低 |
| メッセージ内容のカスタマイズ | JSON形式の基礎知識 | 中 |
| 条件分岐やデータの高度な加工 | JavaScriptのプログラミング知識 | 高 |
オンプレミスとクラウド版で連携できる機能に違いはありますか?
オンプレミスとクラウド版で連携できる機能に基本的な違いはありません。どちらの環境を選択しても、Webhookを利用した外部ツールとの連携を同様に構築できます。
ただし、オンプレミス版を自社ネットワーク内に構築している場合、外部のクラウドサービスから直接リクエストを受信するためには、ファイアウォールやルーティングの適切な設定が必要になります。社内のセキュリティポリシーを遵守しながら安全に連携できる環境を整えることが重要です。
Rocket.Chat以外のツールとのAPI連携も対応していますか?
Rocket.Chat以外のツールとのAPI連携も対応しています。Rocket.Chatは充実したREST API(レストエーピーアイ)やRealtime API(リアルタイムエーピーアイ)を提供しており、Webhookだけでは実現できない複雑なシステム連携を構築できます。
例えば、社内のユーザー管理システムから一意の識別子を用いてアカウント情報を同期したり、過去のメッセージ履歴を外部のアーカイブシステムへ自動的に保存したりすることができます。用途に合わせてWebhookとAPIを使い分けることで、柔軟なシステム統合を実現できます。
※「Microsoft Teams」は、マイクロソフト コーポレーションの商標または登録商標です。
※「Slack」は、スラック テクノロジーズ インコーポレイテッドの商標または登録商標です。
※「GitHub」は、ギットハブ インコーポレイテッドの商標または登録商標です。
まとめ
本記事では、Rocket.ChatのWebhookを活用した外部ツールとの連携方法や、その具体的な活用事例について解説しました。
Rocket.Chatは、Microsoft TeamsやSlack、GitHub、Jiraなどの多様なツールと連携することで、情報の分散を防ぎ、業務効率を大幅に向上させることが可能です。開発チームの通知集約や、Active Directoryを用いたアカウント管理の自動化など、自社の課題に合わせた柔軟な運用が実現できます。
無料のCommunity版でもWebhook連携は利用可能であり、基本的な設定は管理画面からスムーズに行えます。運用時には適切なセキュリティルールを設け、トラブル時のチェックリストを活用しながら、日々の業務プロセスの最適化にお役立てください。
Rocket.Chatプロダクトマネージャー PCハードメーカーの企画営業としてエンタープライズ企業を担当、2023年三和コムテックに入社。
新規ソリューションの営業・企画面にて参画。中小企業から年商1,000億円以上の企業まで幅広く対応。
PCIDSS保持に関するセキュリティソリューションの導入を支援。脆弱性診断系を専門分野とする。
近年は、金融機関、カード会社、流通事業者へのセキュリティコミュニケーションツールとしてオンプレミスチャットの導入を推進。Security情報の啓蒙活動に従事し、お客様イベントにて講演多数。
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- Rocket.Chat
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