医療とコミュニケーションは切り離すことのできない関係にあります。患者とのコミュニケーションでは、信頼関係を築くことが重要だと考えられます。また、医療従事者同士のコミュニケーションでは、現状の正確な情報交換が求められると思います。そんな医療業界でのコミュニケーションを支えるチャットツールのRocket.Chatを、私たちは提供しております。本日はRocket.Chat(ロケット・チャット)がどのように医療の現場でご利用いただけるかについて、ご紹介いたします。
Rocket.Chat社のページはこちらから。
患者とのコミュニケーションをより簡単に、より安全に。
Rocket.Chatは、患者との信頼関係を構築するサポートをします。
患者のデータを保護しながら、優れた医療体験を提供し、加えてスタッフの生産性を向上させるために作られています。
安全なヘルスケアコミュニケーションツールの必要性
- 医療機関でのデータ漏洩件数が前年比で25%増加しています。(*1)
- 医師の診察室に簡単にたどり着けないと感じている患者が20%います。(*2)
- 医師がテキスト、音声、または電子メールで自動リマインダーを送信することを期待している患者が57%います。(*3)
- 2020年のヘルスケア業界におけるデータ漏洩の総コストは132億ドルあるとされています。(*4)
唯一のヘルスケアメッセージングアプリ
HIPAAに準拠した単一のメッセージングアプリの下で、ヘルスケアに関するすべてのコミュニケーションを一元化します。
他のコミュニケーションツールとは異なり、Rocket.Chatは、患者、同僚、ベンダーが希望するコミュニケーションチャネル(他チャットツール、ビデオ会議システム等)を介して接続することができます。
患者との会話
お客様が日常的に使用しているさまざまなコミュニケーションチャネルやアプリを使って、お客様とつながることができます。
同僚との会話
チケットシステム、遺漏のないチャット履歴、ロールベースの権限付与システムなどを完備。モバイルデバイス、デスクトップ、Webブラウザなど、どこからでも24時間365日のサポートを提供します。
ベンダーとの会話
顧客に金融サービスを提供することに関わるベンダーとのコラボレーション。彼らがSlack、Microsoft Teams、Skype for Business、電子メール、その他のチャネルを使用しているかどうかにかかわらず、Rocket.Chatを使用してすべてのベンダーと話すことができます。
患者のデータの所有
患者のプライバシーを犠牲にすることなく、自由にコミュニケーションをとることができます。
Rocket.Chatでは、医療従事者は取り交わされた患者データを匿名化して保護することができます。
患者のお気に入りのチャンネルで、患者とつながる
優れた患者ケアは、優れたサービスから始まります。ビデオ、音声、SMS、チャット、ソーシャルメディアを使って患者さんとつながることができます。患者に新しいアプリのインストールを求めることなく、タイムリーで適切なコミュニケーションを実現します。
Rocket.Chat のおかげで、エンジニアを現場に派遣せずに顧客を獲得する方法がわかりました。オムニチャネル機能により、当社はエンタープライズレベルのサポートを提供することができます。
Mike Schwartz 氏
GluuのCEO兼創立者
運用効率の向上
プロバイダーの生産性向上、主要なタッチポイントの自動化、外部ベンダーとの安全なコミュニケーションをサポートします。
主要なタッチポイントを自動化
スマートワークフローを活用して、反復的な作業を効率化します。
当社のチャットAPIを使用して、日常的な患者への働きかけを自動化し、患者への情報提供や患者の関心を高めるためのタイムリーで適切なメッセージを送信します。
患者中心のコンタクトセンター
患者のニーズに応えるために、最高のスキルを持った医師や看護師に患者を誘導する。
セルフサービスやチャットボットを利用して、患者さんの体験を変えます。自動化されたワークフローにより、ケースを迅速に解決します。
プロバイダーのコラボレーションの向上
チャンネル、スレッド、ディスカッションを使用して、同僚や外部ベンダーとのコラボレーションやコミュニケーションを簡単に行うことができます。
また、ファイル共有機能により、患者の情報を最も安全な方法で簡単に交換することができます。
患者の全ての会話履歴にアクセス
すべての患者の会話履歴により、プロバイダーは重要な患者情報を簡単に見つけてアクセスすることができます。
患者さんがどのようなコミュニケーションチャネルを使用していても、会話全体を1つの場所(つまりRocket.Chat)で見ることができます。
電話の削減
患者さんに、電話ではなくメールでのコミュニケーションを促します。
患者さんとのコミュニケーション方法を近代化し、電話、電話帳、ボイスメールに費やす時間を減らしていきましょう。
ユーザーの導入を促進
Rocket.Chatを使えば、患者は医療機関に接続するために別のアプリをインストールする必要はありません。
Whatsapp、SMS、Eメール、ソーシャルメディアなどの既存のチャネルやアプリを利用することができ、ユーザーの採用率を高めることができます。
導入事例
ブラジルでのコロナ対応で活用
- Amazon、AIボット、CRM等各社と連携してブラジルでのコロナ対応のテレコンサルテーション・プラットフォームを構築・展開
- AIボットを介して、Whatsapp、Facebook、ウェブサイトへのライブチャットの挿入など、さまざまなチャネルを通じてスクリーニング、ガイダンス、テレコンサルテーションを行うことができるマルチチャネルプラットフォーム
国内での採用事例
- ビデオ会議機能によるオンラインカウンセリングプラットフォーム
- 参加者同士でワイワイ話せるオープンチャットのオンプレ版構築
Rocket.Chatでサブスクリプション収益を2倍に
Rocket.Chatは、会社にとって素晴らしいリテンションツールであることを証明しました。2020年にマーケットプレイスの収益を倍増させ、顧客にVIP体験を提供するのに役立ちました。
Jonathan Liss氏
Seeking Alpha シニアプロダクトマネージャー
HIPAA準拠のメッセージングアプリに求められるものとは?
HIPAAに準拠したコミュニケーションプラットフォームの導入にあたり、以下のような特徴があります。
- セルフサービス型ソフトウェア
- Active Directoryとの連携
- エンド・ツー・エンドの暗号化
- 患者さんとの会話の全履歴
- HIPAAおよびSOC 2に準拠
Rocket.Chatは医療現場にて患者とのつながりを大切にします。さらにコンプライアンスも守ります。
Rocket.Chatはチャットツールとして充実した機能を持ち、連携機能も武器となるため業務効率化にも寄与できます。
看護師の方のルーチン業務、医師の方の在宅医療のサポート、多職種連携のチーム医療ネットワークの構築、また災害時や停電時の緊急連絡など、様々なシチュエーションで有効なツールとなっております!
またセキュアであるため、どんなお客様に安心してご利用いただけるサービスです。
無料のコミュニティ版もございますので、この機会に是非お試しください!
本製品の詳細は 製品ページまで。
Rocket.ChatのFAQページもございます。
(*1)HIPAA Journalより(https://www.hipaajournal.com/2020-healthcare-data-breach-report-us/)
(*2)Accentureより(https://www.accenture.com/us-en/insights/health/digital-adoption-healthcare-reaction-or-revolution)
(*3)Accentureより(https://www.accenture.com/us-en/insights/health/leaders-make-recent-digital-health-gains-last)
(*4)Healthcare Breach Reportより(https://www.infosecurity-magazine.com/news/breaches-cost-healthcare-13/)
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