セキュリティ用語集

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OSINT (Open Source Intelligence)

Open Source Intelligence(OSINT)は、公開されている情報やデータを活用して情報収集を行う手法やプロセスを指します。 この情報は、インターネット、ソーシャルメディア、公共のデータベース、オープンソースソフトウェア、メディア報道など、様々な公開情報源から収集されます。

OSINT(オシント)は、情報収集や調査活動、セキュリティ解析、ビジネスインテリジェンスなどのさまざまな目的で利用されます。主な活動には以下のようなものがあります。

情報収集と調査
OSINTは、特定の人物、組織、場所、イベントに関する情報を収集するために使用されます。これには、オンラインでの調査やデータベース検索、ソーシャルメディアの監視などが含まれます。

セキュリティ解析
サイバーセキュリティや脅威インテリジェンスの分野では、OSINTが悪意のある活動や攻撃の検出、分析、予防に活用されます。オープンソースの情報から脆弱性や攻撃の手法を特定し、組織のセキュリティポストチャーを向上させるために利用されます。

ビジネスインテリジェンス
マーケティング、競合分析、市場調査など、ビジネス上の意思決定や戦略策定においてOSINTが活用されます。顧客の動向や競合他社の情報を収集し、ビジネスの競争力を強化するために利用されます。

災害対策や救援活動
自然災害や人為的災害への対応や救援活動において、OSINTは現地の状況や被害状況を把握し、効果的な支援活動を計画するために利用されます。ソーシャルメディアからの情報やオープンソースのデータを活用して、迅速な対応が可能となります。

OSINTは、情報が公開されているため、誰でも利用できる一方で、情報の信頼性や正確性には注意が必要です。情報収集者は、信頼性の高い情報源を選択し、情報の検証や分析を行うことが重要です。

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