IPAがWannaCryの感染実演デモを公開

 2017.05.24  三和コムテック

世界各国で被害を拡大し続けているランサムウェアWannaCry(WannaCrypt, WannaCryptor, Wcry等)への対応方法について、IPAは、相談窓口に寄せられた相談から、概要・予防策などを公開しています。

多くのメディアで報じられているように、このランサムウェアは、不審なメールの開封やファイルの実行などを介さず、マルウェアに感染させるといった特徴があります。

IPAでは、WannaCryの感染実演デモを公開しており、ネットワークに接続しているというだけで、ファイルが暗号化される、といったことがデモ動画で確認することができます。
その感染経路については、詳細が未だに把握されておりませんが、ネットワーク上でこの脆弱性の影響を受けた端末から、同じネットワークの別の端末に感染することが確認されています。

Microsoftからは、この脆弱性へのWindows Updateパッチが配布されておりますので、適用されていない端末には、速やかに適用することを推奨致します。

参照:
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20170515.html

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