AutoMateで情シスを救う!
RPAで実現する業務自動化と運用負荷の劇的削減

 2025.11.14  吉永 静楓

AutoMateは、情シス部門の課題に対し、多角的なアプローチで「救済」をもたらします。その鍵は、AutoMateの持つ「使いやすさ」「連携力」「管理性」にあります。 

この記事で分かること

  • 情シス部門が抱える「終わらない仕事」の実態とその背景
  • RPAツール「AutoMate」がもたらす3つの負荷軽減効果(ノーコード化・連携力・管理性
  • AutoMate導入によって実現できる具体的な自動化シナリオ(データ連携・運用監視・問い合わせ対応)
  • 「市民開発」を軸とした新しい業務自動化の仕組みと、情シス部門の新しい役割
  • AutoMate導入を成功に導くための戦略的ステップと三和コムテックの支援体制

AutoMateは、情報システム部門が抱える開発・運用・問い合わせ対応といった膨大な業務負荷を解消し、
企業のDX推進を支える「攻めのIT部門」への転換を実現するRPAソリューションです。
この記事では、AutoMateが情シスをどのように救済し、業務自動化と戦略的IT運営を両立させるのか、
具体的な事例とともにわかりやすく解説します。

AutoMateが情シス負荷を劇的に軽減する3つの柱 

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1.「ノーコード・ローコード」による現場の自動化推進(市民開発)

AutoMateの最大の特徴は、専門的なプログラミング知識がなくても、マウス操作で直感的に自動化タスクを作成できる点です。これにより、情シス部門が全ての自動化ニーズを抱え込む必要がなくなり、現場の業務担当者自身が「自分の業務は自分で自動化する」という「市民開発」を推進できるようになります。 情シスは、市民開発者の育成とガバナンスに集中できるようになるのです。 

2.広範なシステム連携と柔軟な自動化

AutoMateは、Webアプリケーション、Windowsアプリケーション、Excel、データベース、メール、さらにはAPIを介したクラウドサービスまで、あらゆるシステムの操作を自動化できます。 これにより、システム間の「つなぎ」となる連携業務をRPAが代行し、情シス部門が個別にシステム連携を開発する必要性が大幅に減少します。 既存システムを改修することなく、周辺業務の自動化を進められます。 

3.集中管理・監視による運用負荷軽減

AutoMate Control Center(ACC)は、導入された全てのRPAロボット(タスク)の稼働状況、スケジュール、実行結果、エラー発生状況などを一元的に管理・監視できます。これにより、ロボットの運用保守が効率化され、トラブル発生時の原因特定や対応が迅速に行えるため、情シス部門の運用負荷を大幅に軽減します。 

これらの特性により、AutoMateは情シス部門が抱える「終わらない仕事」の多くを自動化し、戦略的な業務へのシフトを可能にします。 

業務量の見える化から始める業務効率化のススメ

AutoMateで実現!情シス部門の「開発・運用負荷」軽減シナリオ 

Victorious corporate man celebrating with his arms lifted in the air

AutoMateを導入することで、情シス部門がどのように負荷を軽減し、より価値ある業務に時間を割けるようになるのか、具体的なシナリオを見ていきましょう。 

シナリオ1:現場からの「データ連携・集計依頼」の解消 

営業部門から「売上データを会計システムと基幹システムから集計してほしい」、マーケティング部門から「Webサイトのアクセスログと顧客情報を組み合わせて分析したい」といった、システム間のデータ連携や集計の依頼が情シス部門に殺到していませんか? これらは、個別に開発すると大きな工数がかかります。 

AutoMate導入後の変化 
AutoMateが、

  1. 複数のシステム(基幹システム、会計システム、CRM、Webアクセス解析ツールなど)から、必要なデータを自動で抽出。
  2. 抽出したデータを、現場の求める形式(Excel、CSV、データベース)に自動で整形・統合。
  3. 完成したデータを、現場の共有フォルダに保存したり、BIツールに自動でインポートしたり、関係者へメールで自動通知。

これらのタスクは、現場の担当者がAutoMateで「市民開発」として作成・運用できるため、情シス部門は開発依頼を受ける必要がなくなります。 これにより、情シス部門はデータ連携・集計という定型的な開発・対応から解放され、より複雑なシステムアーキテクチャの設計や、データベースの最適化、セキュリティポリシーの策定など、情シスにしかできない「攻めの基盤構築」に時間を割けるようになります。 

シナリオ2:定常的なシステム運用監視・報告業務の自動化 

サーバーの稼働監視、ログファイルの確認、ディスク容量のチェック、定期的なデータバックアップ、システム稼働状況の報告書作成など、日々の運用保守業務は非常に多く、情シス部門の時間を奪っています。 

【AutoMate導入後の変化】 
AutoMateが、

  1. サーバーの指定フォルダに保存されるログファイルを定時で自動監視し、異常を検知したら情シス担当者に自動でアラートメールを送信(Teams連携も可能)。

  2. ディスクの空き容量を定期的にチェックし、閾値を超えたら自動で古いファイルを削除したり、情シスに警告を通知。

  3. 毎日のシステム稼働状況を各監視システムから自動で収集し、定型フォーマットのレポートを自動作成・共有。

  4. 定期的なデータバックアップが正常に完了したかを確認し、ステータスを記録。  

これにより、情シス部門のメンバーは、目視での監視や手動での報告書作成といった運用負荷から解放されます。 AutoMate Control Centerを通じて、稼働中のロボットの状況を一元的に把握できるため、運用効率も向上します。結果として、より高度なシステムトラブルの原因究明、災害対策(BCP)の計画立案、クラウド移行戦略の検討など、企業のITガバナンス強化に繋がる戦略業務に集中できるようになります。 

3.シナリオ3:社員からの「定型問い合わせ対応」の自動化と負荷軽減 

社員からのIT関連の問い合わせ(パスワード再発行、アカウントロック解除、PC設定方法、プリンター不具合など)は、情シス部門にとって日常的な業務ですが、一つ一つ手動で対応すると大きな時間と労力がかかります。 

AutoMate導入後の変化 
AutoMateが、 

  1. 社内チャットツール(Teams, Slack)やメールに連携し、定型的な質問(例:「VPNに繋がらない」)を自動で判別。
  2. FAQシステムと連携し、AutoMateが自動で回答文を送信。
  3. パスワード再発行やアカウントロック解除などの申請に対し、AutoMateが自動でID連携システムと連携し、処理を実行。 
  4. 処理結果を申請者に自動で通知。 
  5. 定型外の複雑な問い合わせは、AutoMateが自動で担当者へエスカレーション。

これにより、情シス部門は日常的な定型問い合わせ対応から解放され、より複雑なトラブルシューティングや、全社的なITリテラシー向上のための研修企画、新しいITサービスの導入検討など、社員の生産性向上に直結する戦略的なサポート業務に集中できるようになります。 社員のITストレス軽減にも貢献し、情シス部門への信頼度も向上するでしょう。 

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AutoMateハンズオンセミナー

AutoMateが描く「未来の情シス」:戦略IT部門への変革

hand drawing creative business strategy with light bulb as concept

AutoMateの導入は、情シス部門の役割を大きく変革させます。それは、単なる「守り」の部門から、企業全体の成長をIT戦略で牽引する「攻め」の部門への転換です。 

1. 戦略立案への集中 

日々の雑務から解放された時間は、企業のビジネス戦略とIT戦略を同期させ、将来のシステム投資計画やデジタル戦略を立案することに注ぎ込まれます。 

 2. イノベーションの牽引役

最新の技術トレンド(AI、IoT、クラウドなど)を積極的に学習し、RPAと組み合わせることで、新たなビジネスモデルやサービス創造の可能性を探る「イノベーションの牽引役」としての役割を担えます。 

3. 「ビジネスを理解するITプロ」へ

現場の業務自動化を支援する中で、情シス部門は各部署の業務をより深く理解するようになります。 これにより、単なる技術者ではなく、「ビジネスを理解し、ITで課題を解決できるプロフェッショナル」へと進化できます。  

4. 「市民開発」の強力な支援者へ

情シス部門は、全ての開発を自ら行うのではなく、市民開発者が安全かつ効果的にAutoMateを活用できるよう、ガバナンス体制を構築し、標準ルールやトレーニングを提供する「コーチ」や「管理者」としての役割にシフトします。

三和コムテック株式会社は、AutoMateを通じて、お客様の情シス部門がこのような「未来の情シス」へと変革を遂げるための強力なパートナーとなります。 

AutoMate導入を成功させるための情シス戦略 

Double exposure of businessman hand working with new modern computer and business strategy as concept

AutoMateを「救世主」とするためには、以下の戦略的ポイントを意識しましょう。 

「守り」の軽減から「攻め」への移行計画を明確にする

まず運用保守の定型業務をAutoMateで自動化し、効果を実感します。その後、削減されたリソースを、戦略的なIT投資やシステム企画にどう振り向けるかを具体的に計画し、経営層と共有します。 

市民開発を「脅威」ではなく「味方」として捉える

現場がRPAを使うことを恐れるのではなく、積極的に支援する姿勢が重要です。AutoMateの使いやすさを活かし、現場が自ら業務を自動化する「市民開発」を推進することで、情シス部門の業務負荷を大幅に削減できます。

ガバナンス体制を構築し、AutoMate Control Centerを活用する

市民開発が進むと、野良ロボットの発生や統制の課題が生じがちです。 AutoMate Control Centerを最大限活用し、タスクの登録・実行管理、バージョン管理、ログ監視などのガバナンス体制を情シス主導で構築します。 

三和コムテックの専門知識を最大限に活用する

AutoMateの導入支援はもちろん、市民開発者の育成プログラム、運用体制の構築、AI連携といった高度な活用まで、三和コムテックは幅広いサポートを提供しています。 情シスのリソースが限られている中小企業こそ、外部の専門家である三和コムテックの知見を積極的に活用しましょう。 

成功事例を積極的に共有し、社内を巻き込む

情シス部門がAutoMateで業務負荷を軽減した成功事例や、市民開発者がAutoMateで業務を効率化した事例を社内で積極的に発信し、他の部署や社員を巻き込みながら、RPAの活用を全社に広げましょう。

まとめ:AutoMateで、情シスは「ビジネスの推進力」となる 

 Full length of group of happy young business people walking the corridor in office together日々、終わりの見えない開発と運用保守に疲弊し、「もっと戦略的な仕事がしたい」と願う情報システム部門の皆様へ。 三和コムテック株式会社のRPAツール「AutoMate」は、あなたのその願いを現実のものとします。  

  • 開発案件のボトルネックを解消し、本当に必要なシステム開発に集中できる。 
  • 運用保守の定型業務を自動化し、トラブル対応や戦略的なITガバナンス強化に時間を割ける。 
  • 「市民開発」を推進することで、現場の業務改善力を引き出し、情シス部門の負荷を軽減する。 

AutoMateは、情シス部門を単なる「守り」のコストセンターから、企業のDXと成長を牽引する「攻め」のビジネスパートナーへと変革させるための、強力な武器です。
 ぜひこの機会に、三和コムテック株式会社のWebサイトを訪れ、AutoMateが貴社の情報システム部門にどのような変化をもたらし、未来のビジネスをどう形作っていくのか、その可能性を具体的に探ってみてください。 AutoMateとともに、情シス部門の「終わらない仕事」を終わらせ、真に価値ある仕事へとシフトしていきましょう。 

また、無料相談会ハンズオンセミナーも定期的に開催しています。
実際の操作感や導入のポイントを知る絶好のチャンスですので、ぜひお気軽にご参加ください。

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かんたん!AutoMateでRPA

この記事の執筆・監修者
吉永 静楓
三和コムテック株式会社
AutoMateプロダクトマネージャー
ディストリビューターでソリューション営業、ソフトウェアメーカーでの営業を経験。
三和コムテックに入社後、社会人1年目からRPAにOCRの営業をしていた経験を活かし、三和コムテックではPdMとして、RPAツールであ『AutoMate』のプロモーション営業を担い多くの案件を成功に導く。一方数々のお客様セミナー及びイベントでの登壇。
業務改善のプロとして活躍。
業務の自動化に関して明るく、お客様の要件に合わせ自分のもてる知識を生かし検証支援などを行っている。
趣味はパン・お菓子作りで、休日はパン作りでストレス解消!

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