業務自動化の核となる力
AutoMateの「トリガー機能」が切り拓く未来

 2025.10.10  三和コムテック

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、RPA(Robotic Process Automation)は業務効率化の切り札として定着しつつあります。 しかし、RPA導入時に多くの企業が直面するのが、「どの業務を、どんなタイミングで自動化するか?」という課題です。 

 ここで重要な鍵を握るのが、「トリガー機能」です。 

三和コムテックが提供するRPAツール AutoMate は、このトリガー機能が極めて豊富かつ柔軟であり、従来RPAでは難しかった業務にも対応可能です。 

本記事では、以下のポイントについてに解説いたします。

  • トリガー機能の役割とビジネス上の重要性
  • AutoMateが提供する多彩なトリガー機能
  • AutoMate導入による業務自動化の効果

この記事を読むことで、RPAにおけるトリガー機能の役割と、AutoMateがもたらす自動化の可能性を理解することができます。

トリガーとは?なぜ重要なのか 

Female hand using smartphone with colorful angular fast switching application icons around

トリガーとは、「ロボットを起動するきっかけ」です。 人間のオペレーターが「これが来たら作業開始」と判断するように、RPAにも「いつ、何をトリガーに動くか」を定義する必要があります。 従来のRPAは「時間」で動くスケジュール型が主流でしたが、それだけではリアルタイムな対応やイレギュラー対応が困難です。 AutoMateでは多様なトリガーが用意されており、複雑かつ動的な業務にも柔軟に対応できます 

AutoMateが誇る豊富なトリガーの世界 

Modern notebook computer with future technology media symbols-1

以下は、AutoMateが提供する代表的なトリガーの一部です。 いずれも業務の即時対応や自動化領域の拡張に直結します。 

1. スケジュールトリガー 

  • 毎日/週/月など、決まった時間にタスク実行
  • 柔軟な繰り返し設定で夜間バッチ処理にも最適 

2.ファイル/フォルダー監視 

  • ファイルの作成/変更/削除を検知して実行
  • フォルダー内ファイル数や容量の変化にも対応
活用例:注文書PDFが保存されたらシステム入力開始 

3.メール受信トリガー 

  • 特定アドレス・件名・添付の条件に応じて自動実行
活用例:問い合わせメール受信時に担当者転送+CRM記録 

4.イベントログ監視 

  • Windowsのエラーログ、警告発生時に自動処理

活用例:異常検知時に自動で通知+バックアップ起動

5.データベーストリガー 

  • テーブルへの挿入/更新/削除を検知して実行

活用例:EC注文登録後、倉庫へ自動発送指示 

6.アプリケーションイベント 

  • アプリの起動・終了、ウィンドウの表示をトリガーに 

活用例:業務アプリ起動時に必要データを自動準備 

7.プロセス監視トリガー

  • 特定プロセスの状態(開始/停止)やリソース使用率

活用例:CPU過負荷時に自動ログ取得&管理者通知 

8. HTTP/Webサービス(API)トリガ 

  • 外部システムからのAPI呼び出しをトリガーに 

活用例:他システムからのリクエストでリアルタイム連携 

9.FTP/SFTPトリガー 

  • ファイルアップロード/ダウンロード完了時に実行 

活用例:外部企業からのデータ受信後に自動処理

トリガーの組み合わせで、さらに高度な自動化へ 

Conceptual image of asphalt road and direction arrow

AutoMateでは、複数のトリガーを組み合わせることが可能です。 

例:複合シナリオ

  • 「メール受信」+「添付PDF保存」+「PDFデータ入力」 
    問い合わせ対応の全自動化 

  • 「イベントログ発生」+「プロセス監視」+「DB更新」 
    障害検知から復旧指示・ステータス更新まで全自動 

このように、柔軟なトリガー設計により、業務の流れに沿った自然な自動化を実現できます。 

 AutoMate導入に向けたステップと実践ヒント 

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AutoMate導入に向けたステップ(例):

  1. 対象業務の洗い出しと可視化
  2. 適切なトリガーの選定
  3. AutoMate上でトリガー設定+タスク作成
  4. 検証・シミュレーション実施
  5. 本番運用・モニタリング・改善 

★PoC(概念実証)から始めるのがオススメです 

まとめ:
トリガー機能は業務の未来を変える 

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AutoMateのトリガー機能は、単なる自動化を超えて「状況に応じて自ら動く業務フロー」を実現します 

  • 繰り返し作業 
  • イレギュラー処理 
  • 他システムとのリアルタイム連携

これらすべてを一手に引き受け、業務の質とスピードを飛躍的に高めます  

次の一歩:AutoMateの力を体感してください

今こそ、AutoMateのトリガー機能を活用し、 「待つ自動化」から「動く自動化」へと転換しませんか? 
業務の見える化と同時に、組織全体の生産性を引き上げ、DX推進のエンジンとしてAutoMateはきっと貴社の力になります。 

また、無料相談会ハンズオンセミナーも定期的に開催しています。
実際の操作感や導入のポイントを知る絶好のチャンスですので、ぜひお気軽にご参加ください。

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この記事を書いた人
執筆者:吉永静楓(Sayaka Yoshinaga) 『AutoMateプロダクトマネージャー』
年齢: 31歳
経歴: ディストリビューターでソリューション営業、ソフトウェアメーカーでの営業を経験。
    三和コムテックに入社後、社会人1年目からRPAにOCRの営業をしていた経験を活かし、三和コ   
    ムテックではPdMとして、RPAツールである『AutoMate』のプロモーション営業を担い多くの案  
    件を成功に導く。一方数々のお客様セミナー及びイベントでの登壇。業務改善のプロとして活  
    躍。業務の自動化に関して明るく、お客様の要件に合わせ自分のもてる知識を生かし検証支援  
    などを行っている
    趣味はパン・お菓子作りで、休日はパン作りでストレス解消!

 

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