Copyright ©2024 Sanwa Comtec KK. All rights reserved.
RPA/業務自動化
AutoMate活用例 IBMi (AS/400)ユーザー様へ
RPA(Robotic Process Automation)とは、「人間の代わりに業務をこなしてくれる自動化システム」のことです。
例えば、伝票の入力作業、交通費精算、請求書データの入力といった定型的な単純作業、大量に繰り返しを行う作業 を自動化してくれます。
⚫︎RPAに煩雑な業務を任せることで、かかる手間と時間を削減でき、人的リソースの有効活用を実現します。
⚫︎RPAツールの業務効率化は、 IBM i の業務にも大きな効果があります。
WebEDI処理のRPA化で年間1144時間を削減へ
ポリエチレン製袋メーカー様では、顧客からの注文を顧客の意向に応じてWebEDIやFAXで受けています。
このうちFAX受注に対してはOCRを導入し作業負荷の軽減を図っていますが、WebEDIのほうは顧客の発注サイトにログインし、発注データをダウンロードして、さらにIBM i上の受発注システムに登録するという作業が必要でした。
同社では、AutoMateを利用し、Webブラウザを立ち上げて顧客のWebEDIページにログインしていくつかの画面操作を行った後、発注データをダウンロードして所定のフォルダに保存するプロセスを自動化しました。
保存されたCSVファイルはそのままCSVの管理ツールを使用してIBM iへ連携してシステム化しました。すべてのロボットが揃うと、年間1144時間の作業をゼロできる見込みです。
RPAを導入することで4つの効果が見込まれます。
1.業務効率化
仕事が速い、報連相がいらない、パラレルで作業ができる
2.コスト削減
休憩/休暇/残業代は不要、給与/ボーナス/昇進/昇格も不要
3.品質向上
偏りなく処理しミスがない、欠勤/遅刻/相対がなく納期は厳守
4.IT統制
コンプライアンス違反がない
AutoMateが IBM i に強いそのワケは?
強み!その1 IBM i専用ツールを搭載
IBM iのエミュレータ画面はRPAにとって扱いにくい部類に入るアプリケーションです。
ウィンドウ位置のズレやディスプレイのサイズの違いの影響が大きく、安定した稼働が求められる基幹システムには不向きなRPAツールも少なくありません。
AutoMateはIBM iのエミュレーターに対しても専用ツールを備えているので、安定して運用することができます。
強み!その2 ドラッグ&ドロップで感覚的に自動操作を設定できる
一般的なRPAでは複雑な設定になりやすい解析機能も、AutoMateは設定項目があらかじめ設定されているため感覚的に設定することができます。
なぜRPAは導入効果が高いのか?
従来の業務改革において採られた「労働者の確保」や「システムの刷新」といったアプローチには、時間とコストが大きくかかってきます。その点RPAは、ユーザーインターフェースを介しての操作や処理、システムと人の「間の領域」の業務を自動で行うことに長けています。いわばDigital Labor(仮想知的労働者)が代わりに単調な業務をこなしてくれるようなイメージです。
RPAは身近な業務から改善できるため、すぐに成果を得やすいソリューションなのです。
そもそもRPAとは何か?
RPA(Robotic Process Automation)は、ソフトウェアです。
普段の業務(IBM i のエミュレータ画面を操作する、Excelファイルを編集する...etc)を行うPCにRPAツールをインストールすることで、あたかも人が操作しているかのようにアプリケーションを操作し、日々の業務を自動化することができます。
活用できる業種・業務に縛りはありません。
- 売掛一覧からお客様ごとに請求書を発行している
- ダイレクトメールの宛名書き
- 年度末の人事異動に伴う社員の利用権限変更
- 従業員から提出されるExcelの経費精算シートを費目別に整理し、別のExcelシートに転記している
- Webサイトで受信した注文書を、受注システムに入力し直して受注番号を取得している
RPAツールは、手動で行っているこうした作業を簡単な手続きで自動化できるツールです。
これは、RPAツールがPC画面上の1つ1つの操作を解析する機能と、その操作のつながりをプログラムとして作成・実行する機能を備えているからです。
RPAツールを使えば、PC画面上で行っているどのような作業でも自動化が可能です。
他にもAutoMateにはこんな特長が
AutoMateは世界で3,500以上のユーザーがおり、国内外で豊富な実績を持ちます。 AutoMateが多くのユーザーに選ばれている理由はIBM iを簡単に操作できること以外にも、
●70種類/700項目もの自動化シナリオ
●独自のシステム/タスク連携機能などにより、高度な自動化システムを簡単に実現
●HTML/オブジェクト値の自動解析
●15種類もの自動起動トリガー機能を標準搭載
●スモールスタートでき、規模・用途に応じてAutoMateをアップグレードできる
●サブスクリプションだけでなく、ライセンス購入することも可能
●オンプレミス/クラウドどちらでも稼働でき、クローズドな環境にも対応
●暗号化、ユーザー権限管理、ログ証跡記録などの堅牢なセキュリティ機能
など
上記の様々な利点が高く評価されているからです。
AutoMateで手間のかかる業務をプログラミングレスで手軽に自動化
AutoMateに関するご質問は三和コムテックまでお問い合わせください