RPA(Robotic Process Automation)とは「ソフトウェアロボットによってPC上の定型業務を自動化する」ことです。前回は、RPAの座標指定、画像認識、HTML解析の違いについて紹介しました。今回は、RPAツール「AutoMate」の自動起動トリガーをご紹介します。
自動起動トリガーとは?
指定されたイベントをきっかけに、RPAシナリオの完全自動化を可能にする便利な機能です。RPAツールによっては、自動起動トリガーがそもそもない、もしくは自動起動トリガーを利用するのにオプション料金がかかる場合がありますが、AutoMateは、15種類の自動起動トリガーが標準搭載されています。わざわざシナリオ実行のスイッチを押す必要がなくなるため人の手を介さない完全自動化が可能になり、24時間365日稼働させることが可能になります。
様々なトリガーを備えているAutoMateですが、今回はその中でも良く利用されている「スケジュールトリガー」「ファイル システムトリガー」「Emailトリガー」についてご紹介します。
- スケジュールトリガー
決まった日付や曜日、時間にシナリオを実行します。毎月決まった日に決まった処理がある場合や、定期的に行いたい処理がある場合に便利な機能です。
- ファイル システムトリガー
監視するフォルダを設定し、そのフォルダに何か変化があったときにシナリオを実行します。「Excelファイルがフォルダに追加されたらシナリオを実行する。PDFならば実行しない」等ファイルの形式によってシナリオの実行を制御することも可能です。社内の業務フローで、特定のフォルダに提出されたファイルを自動処理させる場合などに便利です。
- Emailトリガー
監視するメールボックスを設定し、そのメールボックスが受信するEmailをきっかけにシナリオを実行します。メールアドレスや件名などでシナリオの実行の制御が可能なので、メールで注文書が届くなど、メールでのやりとりを起点に自動化を行いたい場合に使用できます。
今回は「スケジュールトリガー」「ファイル システムトリガー」「Emailトリガー」をご紹介しましたが、AutoMateはこの他にも以下のようなトリガーを搭載しており、様々な環境や条件に合わせた完全自動化が可能です。
AutoMateについて詳しくお知りになりたい方はこちらをご参照ください。また、AutoMateの無償トライアルも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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