VPN製品の脆弱性

 2018.03.19  三和コムテック

広く使われているVPN製品に脆弱性が発見されています。

VPN Leaks Found on 3 Major VPNs out of ... 3 that We Tested | vpnMentor
https://www.vpnmentor.com/blog/vpn-leaks-found-3-major-vpns-3-tested/

VPNベンダーvpnMentorが、Hotspot Shield、PureVPN、ZenMateの3つのVPN製品の脆弱性を報告しています。

Hotspot ShieldのChrome拡張に、トラフィックのハイジャックを許すCVE-2018-7879、機密情報の漏洩を許すCVE-2018-7878、さらにユーザーの実IPを漏洩するCVE-2018-7880の複数の脆弱性が発見されています。
これに対し、Hotspot Shield側は対処を開始し、数日以内に修正パッチを配布すると発表しています。また、脆弱性は無料のChromeプラグインのみに存在し、モバイルおよびデスクトップ版では見つかっていないとのことです。


PureVPNとZenmateにも同様の脆弱性が発見されていますが、ユーザーの安全のために公表されていません。PureVPNは、今回の調査は製品の最新版に行われていなく、最新版では指摘された脆弱性が修正されている、と応答しています。

SCT SOLUTION BOOK

RECENT POST「セキュリティ」の最新記事


セキュリティ

NIST コンプライアンス 2024 完全ガイド

セキュリティ

OWASP トップ 10 2023 準拠に関する包括的なガイド

セキュリティ

実際にあった!?OSS脆弱性の怖い話

セキュリティ

新たなサプライチェーンリスク(OSS脆弱性)にご注意を!

VPN製品の脆弱性

PAGETOP