なりすましメールを送るマルウエアEmotet ふたたび

 2020.07.29  岡山 大

当ブログでも過去にとりあげております、マルウエア Emotet について再度 Emotetの感染につながるメールの配布が確認されている、とJPCERTより注意喚起がなされています。

▼過去の関連記事はこちら▼
なりすましメールを送るマルウエアEmotetが流行中
Emotet感染をチェック JPCERTが感染チェックツール「EmoCheck」を公開

2019年10月以降、国内での感染事例が相次ぎ、2020年2月以降は目立った動きがなかったの Emotet でしたが、今月の7/17頃より新たに活動が確認されており、今後の動向に注意が必要です。

端末に保存された認証情報等の窃取だけでなく、窃取された情報をもとにスパムメールを送信して感染拡大を試みるなど、感染による被害は大きなものとなります。

過去に、JPCERTより感染チェックツールも公開されておりますので、今一度感染していないか確認されてみてはいかがでしょうか。

参照:
・マルウエア Emotet の感染に繋がるメールの配布活動の再開について (追加情報)
https://www.jpcert.or.jp/newsflash/2020072001.html
・マルウエアEmotetへの対応FAQ
https://blogs.jpcert.or.jp/ja/2019/12/emotetfaq.html

 
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この記事の執筆・監修者
岡山 大
三和コムテック株式会社
セキュリティソリューションプロダクトマネージャー
OEMメーカーの海外営業として10年間勤務の後、2001年三和コムテックに入社。
新規事業(WEBセキュリティ ビジネス)のきっかけとなる、自動脆弱性診断サービスを立ち上げ(2004年)から一環して、営業・企画面にて参画。 2009年に他の3社と中心になり、たち上げたJCDSC(日本カードセキュリティ協議会 / 会員企業422社)にて運営委員(現在,運営委員長)として活動。PCIDSSや非保持に関するソリューションやベンダー、また関連の審査やコンサル、などの情報に明るく、要件に応じて、弊社コンサルティングサービスにも参加。2021年4月より、業界誌(月刊消費者信用)にてコラム「セキュリティ考現学」を寄稿中。

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