2019.07.05 三和コムテック
マネーロンダリングの可能性が高いとして一般的には敬遠されがちな仮想通貨ですが、FATF に準拠したものが今後登場する可能性があるようです。
XRP という有数の時価総額を誇る通貨には BitCoin 等とは異なり、 Ripple 社という管理主体が存在するのですが、これが Coinfirm というスタートアップの提供するシステムを使用することにより、取引相手の危険度を確認できるとのことです。
特に注目されているのは、得ることのできる情報の中には通貨が実際にどこに保存されていたかの情報は入っておらず、代わりに、アドレスが匿名取引を許可している取引所ではないかどうか、そのアドレスを所持しているエンティティが特定の国では高リスクとされていないかどうか、といった情報が使用されている点です。このため、個人情報は含まれていないとのことです。最終的には低中高のリスクを出し、0 - 99 でスコアリングが行われます。
参考資料https://www.forbes.com/sites/michaeldelcastillo/2019/06/26/ripple-deal-could-make-xrp-cryptocurrency-compliant-with-fatf-anti-money-laundering-regulations/#7d6cc1ce3aab
Ripple に関して: https://coin.z.com/jp/corp/information/xrp/
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