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02 AutoMateとは
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- 02 AutoMateとは
AutoMateは、数あるRPAツールの中でも、自動化システムの作りやすさと使いやすさ、機能の豊富さ、優れた拡張性で、世界中に多数のユーザーをもつ、RPAを代表するツールです。AutoMateには他製品には見られない優れた特徴がたくさんあります。
AutoMateが選ばれている理由
AutoMateが多くのユーザーに選ばれている理由は、他製品にない作りやすさと使いやすさを備え、さらに独自のシステム/タスク連携機能などにより、高度な自動化システムを簡単に実現できるからです。スモールスタートでき、規模・用途に応じてAutoMateをアップグレードできるのも高く評価されている点です。
AutoMateの製品ラインナップ
AutoMateには3種類の製品がラインナップされています。PC1台で導入可能な「AutoMate Desktop」から大規模なシステムにも対応できるサーバー版「AutoMate Plus/Ultimate」まで、用途に応じてシステムを徐々に拡張できます。
AutoMate Desktop(デスクトップ版)
低コストで導入可能。
目的や用途、規模などに合わせて選択可能。
すべてのActionおよびトリガーが使用できます。
AutoMate Plus(サーバー版)
複数の実行環境(ボット)による処理やタスクを集中管理することができます。
さらに、クライアント版の機能に加え、ワークフローやエージェント間の業務連携を実現できます。
また、サーバーライセンスに含まれている「管理」「作成」「実行」の各機能は、 すべてを1つのWindowsサーバーに集約して利用することも、あるいは別々のハードウェアに分散して利用することも可能です。
AutoMate Ultimate(サーバー版)
実行環境(ボット)と開発環境(スタジオ)を無制限に利用できます。
さらに、管理サーバーには「開発環境」と「HA (冗長構成)」の1ライセンスも含まれています。
サーバーライセンスに含まれている「管理」「作成」「実行」の各機能は、 AutoMate Plusと同様に、すべてを1つのWindowsサーバーに集約して利用することも、 あるいは別々のハードウェアに分散して利用することも可能です。
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AutoMateの開発元
AutoMateは米HelpSytems社が開発したRPAツールです。HelpSytems社は、世界に9300社以上の顧客をもつ世界的なITオートメーションの専門家集団です。
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AutoMateはOCRと連携可能
RPAによる業務改善では、紙帳票のテキスト化が課題です。AutoMateにOCRを連携させることで、伝票や帳票データを電子化してシステムに直接入力するなど、より複雑な処理に対応できます。
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三和コムテックとは
AutoMateの日本総代理店である三和コムテックは、海外製品の販売とサポートで著名な企業です。これまでにも米HelpSytems社の製品を数多く販売し、大きな実績を上げています。
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AutoMateの3つの特徴
AutoMateには他製品にない3つの特徴があります。この3つによって、AutoMateは、抜群の作りやすさ、優れた使いやすさ、高度かつ複雑な自動化システムを簡単に実現します。
HTML解析・オブジェクト認識
AutoMateは、画面の座標指定・キーボード打鍵による操作のほかに、HTML解析によるWebページ認識、クライアントアプリケーションのオブジェクト分析によるパーツ指定などにより、実行環境の変化に影響を受けない処理を定義できます。定義作成の面倒な設定・処理を人が行う必要はなく、マウスのドラッグ&ドロップによる指定と自動解析により簡単に実行できます。
15種類の自動起動トリガー
AutoMateは、システム間連携・業務間連携を簡単に設定できる大きな特徴があります。さらに15種類の自動起動トリガー機能により、多彩な業務連携/システム連携をリアルタイムに実現します(12「異なる業務を連携できる『自動起動トリガー』」に詳細)。
70種類(700項目)の自動化機能
AutoMateは、人が行う操作の自動化だけでなく、システム自体の自動化も実現します。HTTPリクエストによるWebサーバーを利用した処理、SMTP/POP/IMAPによるメール操作などを簡単に設定可能です。また、PCやサーバーの操作だけでなく、仮想化基盤(VMwareなど)、クラウド(AWS、Azureなど)、IBM i、メインフレームの操作にも対応しています。
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自動化対象の幅広さはRPAツール随一
AutoMateが自動化できる対象業務は、実に幅広く多彩です。オフィスで使用しているほとんどのツール/アプリケーション/システムは自動化の対象にできます。このように多様な業務を対象可能とするRPAツールは、AutoMateのほかにありません。
対象業務 | 技術/ツール/サービス |
---|---|
アプリケーション統合 | ・XML ・Excel ・VMware ・Webサービス ・SharePoint ・ERP自動化 ・MS Dynamics ・Adobe Acrobat |
GUI自動化 | ・デスクトップ・アプリケーション ・Webアプリケーション ・Javaアプリケーション |
IBM iほか各種サーバー | ・IBM i 5250 エミュレータ ・IBMメインフレーム TN3270 ・UNIX/Linux/AIX ・VT100ほか |
ジョブ・スケジュール& ワークロード自動化 | ・スクリプト ・ジョブ・スケジュール ・バッチ処理 ・イベント自動処理 ・登録自動化 ・条件分岐 ・排他処理 |
ファイル転送/操作 | ・FTP/SFTP ・ファイル管理 ・AS2 ・ファイル圧縮 |
データベース管理 | ・データベース監視 ・SQLクエリー ・ストアド・プロシージャ |
ETL&データ操作 | ・データベースアクセス ・基幹システム操作 ・アプリケーション操作 ・文字列加工 ・演算 |
ユーザー管理 | ・パスワード管理 ・Active Directory |
クラウド統合 | ・Amazon Web Services ・Azure |
画像 | ・画像認識 ・切り抜き(Cropping) ・反転 ・リサイズ |
エラー/例外処理 | ・条件分岐 ・画面認識 ・画像認識 |
アラート処理 | ・eメール ・音声ファイル実行 ・ダイアログ・ボックス |
ソーシャル・メディア | |
ネットワーク& パフォーマンス・モニタリング | ・WMI ・SNMP ・Ping |
暗号化 | ・文字列の暗号化/復号 |
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AutoMateアクション一覧
AutoMateアクション一覧は、こちらで参照いただけます。
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ネットワーク上のサーバーやクラウドも!
ネットワーク上のサーバーやクラウドに対する操作も自動化の対象にできます。
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暗号化タイプとアルゴリズム
AutoMateでは暗号化タイプとしてOpenPGPパスフレーズ、OpenPGP公開キー、PGPパスフレーズ、PGP公開キー、パスフレーズ、公開キーなどをサポート。またアルゴリズムとしてPlain Text、IDEA、TripleDES、CAST5、BLOWFISH、AES128、AES192、AES256、TWOFISH256などに対応しています。
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AutoMateの適用例
AutoMateはさまざまな業務を自動化できます。ここでは、その例として、適用例の多い4つのケースを紹介します。どれも簡単に作れ、大きな効果を上げているものばかりです。
見積書の作成・送付業務
A社では、自社製品の年間保守契約について、担当者が毎月、次年度分の見積書を作成し、メールで顧客に送付していました。すべての契約を確認した上で個別に見積書や案内状を作成する必要があるため、担当者の大きな負担になっていました。 | → | AutoMateの導入により、更新の迫った契約を販売管理システムから抽出し、さらに見積書を作成してメール送信するまでのプロセスを自動化しました。これにより担当者の負担を大幅に減らすことができました。 |
システム情報の収集
B社では、社内のハードウェア・リソースの利用状況を定期的に確認し、異常の検知やパフォーマンスの分析に活用していました。しかし情報収集の頻度に限界があり、担当者が多忙な時は対応できない問題を抱えていました。 | → | AutoMateの導入により、システム・リソースに関する情報を定期的に取得し、Excelへ自動転記できるようになりました。これにより取得漏れの怖れがなくなり、担当者の負担が軽減されました。 |
基幹システムへの受注登録
C社では、EDIやメールで受け取った注文データを手動で基幹システムに入力したり、Excelデータをアップロードしていました。しかし手間がかかる上に、オペレーションミスも頻発していました。 | → | AutoMateの導入により、EDI受信の注文データを自動で基幹システムに登録するプロセスを構築しました。また、メール受信の注文データもExcelへの自動転記が可能になり、作業の迅速化と正確性が向上しました。 |
Webサイトの情報収集
D社では、Webサイトのアクセス数向上を目指して、Webサイト解析サービスから必要なデータを抽出し分析していました。しかしExcelへの抽出・転記が手動であったため手間がかかり、ミスも多発していました。 | → | AutoMateの導入により、Webサイト解析サービスのデータを自動でExcelへ転記する仕組みを作りました。自動的に収集できるようになったため回数を増やすことができ、分析の精度が上がりました。 |
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RPAの実施ステップ
一般には以下のようなステップで、RPA導入を実施していきます。
(1)業務/運用の見直し(棚卸し)
(2)AutoMateの導入
(3)業務内容のタスク化(自動化)
(4)エラー時の運用の明確化*
(5)テスト
(6)実装
(7)運用開始
*メール通知や実行結果の成功/失敗ログの確認など
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いろいろな業務に適用可能
RPAというと、PC上のデータ転記やWebサイトの巡回などを考えがちですが、AutoMateは基幹業務の入力や業務連携、システム監視にも利用できます。
かんたんAutoMate入門
- 01 RPAって何?
- 02 AutoMateとは
- 03 インストールと設定
- 04 基本画面と使い方
- 05 Excel操作の自動化にトライ!
- 06 Webブラウザを使う操作の自動化にトライ!
- 07 Excel・Webブラウザ以外の操作の自動化
- 08 マウス・キーボードによる操作
- 09 アクションのエラー処理
- 10 繰り返し処理を多彩に実行するループ機能
- 11 多様な条件で処理を実行するifアクティビティ
- 12 異なる業務を連携できる「自動起動トリガー」
- 13 連携機能を使い、外部アプリケーションの操作を自動化
- 14 多彩な開発・集中管理機能を備えるサーバー版、AutoMate PlusとAutoMate Ultimate
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AutoMateで手間のかかる業務をプログラミングレスで手軽に自動化
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