海外事例|Single Source社、社員27名の食品物流企業が自動化で事業拡大

 2023.05.17  三和コムテック

Single Source社
業種:食料品の運送・デリバリー事業
本社:米イリノイ州デリエン
売上:2940万ドル
従業員:27名
https://www.singlesource.com/

AutoMate導入前の問題・課題

米イリノイ州デリエンに本社を置くSingle Source社は、主として食料品の保存・保管・輸送・デリバリーのサービスを全米の約10カ所で展開しています。年商規模は約3000万ドル(約30億円)。しかし、この規模の会社でありながら従業員は27名と少数で運用しています。

同社にとっては、作業の自動化は創業以来のテーマで、これまでも目につく自動化ソリューションがあれば検証し、積極的に導入を進めてきました。

しかし、倉庫管理や輸送管理、販売管理、顧客管理など基幹システムに関わる大きなシステムの自動化は進みましたが、注文の確認や入力など、細かい作業については依然として手作業に委ねられていました。

AutoMate導入の経緯

Single Source社では、注文の処理や出荷に関する作業で、ファイルの移動が頻発しディレクトリの監視などの作業が日常的に発生し負荷がかかっていることを課題としてきました。

ある時、システム担当の一人が、さまざまな作業プロセスを自動化するAutoMateの評判を知りました。その担当者は、「Automateは、これまでに見てきたどのツールよりも洗練されていて、用意されているモジュールの組み合わせるだけで、複雑なプロセスも簡単に自動化できることに驚きました」と語ります。

同社では最初に、FAXがデータを受信すると、それを検知して、ただちにFTPで注文管理システムへ送信し、オペレータが処理しやすいようにデータを整理するところまでをAutoMateで自動化しました。

AutoMateの活用

現在は、ファイルの移動やディレクトリの監視、SQLの更新などさまざまなプロセスの自動化にAutoMateを適用し運用しています。この自動化によって、スタッフの誰かがプロセスに介入したり監視する必要がまったくなくなりました。

感想・評価・効果

AutoMateは信頼性にも優れている、と同社のスタッフは言います。同社では、さまざまな業務の自動化により、社員を増やすことなく、業務を拡大し続けています。


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